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鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血
(てつけつぼうせいひんけつ)
■ 発症の原因
赤血球の合成には鉄が必要です。
鉄の摂取不足、吸収障害や出血などにより体内の鉄が不足することで鉄欠乏性貧血が発症します。
女性に多いですが男性にもみられます。
女性の場合は月経による出血が原因のことが多く子宮筋腫などの婦人科疾患の合併に注意が必要です。
また、男女ともに(特に男性の場合)胃や腸からの出血が原因の可能性がありますので、便潜血検査や消化器の検査について検討が必要です。
■ 治療方法
治療は食事指導、経口鉄剤の投与が一般的に行われます。
食事療法
経口鉄剤
腎性貧血
腎性貧血
(じんせいひんけつ)
■ 発症の原因
腎臓は赤血球の産生を促すエリスロポエチンというホルモンを分泌しています。
慢性腎臓病や加齢による腎機能の低下などでエリスロポエチンの分泌が減少すると腎性貧血になることがあります。
■ 治療方法
治療はエリスロポエチン製剤の注射を行いますが、最近は内服薬が開発されています。
エリスロポエチン製剤の注射
内服薬
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